スタンダードに沿った翻訳とは

翻訳依頼主は、翻訳の品質とコストバランスの観点から翻訳プランを策定する。特に、組織内の翻訳担当者にとって、翻訳依頼主が設定した組織内のスタンダードに従うことは不可欠である。近年、AIを活用した対話型サービス(例: ChatGPT)、AI推敲を組み込んだ機械翻訳(MT)、翻訳メモリ(TM)、生成AIを用いた高度な検索システムなど、翻訳を支援する技術の進化が著しいものとなっている。では、翻訳提供者はどのようにして翻訳依頼主の要求に合致した成果物を提供したらよいのだろうか。本セッションでは、組織の「グローバルスタンダード」という視点から、スタンダードに従った翻訳の具体的な実践について、参加者の皆さんとともに考えていきたい。

届けたい人だけに届ける、翻訳者の細分化マーケティング

機械翻訳の進化は目を見張るものがあり、多くの人が「人間の翻訳者はもはや不要では?」と考える時代になっています。特にChatGPTのような高度なAIの出現により、この議論はさらに加速しています。しかし、言語の奥深さや複雑さを機械翻訳や生成AIで100%再現することは難しく、そこには人の手が必要です。しかし、この価値を理解してもらい、さらに人手の翻訳を選択してもらうためには、工夫が要ります。届けたい人にだけ届ける、「ターゲットの細分化」が必要です。このセッションでは、AI時代において翻訳者が持つ価値を最大限に伝えるための細分化マーケティング戦略について提案します。SNSやオンラインコンテンツを活用し、ターゲットに翻訳の価値を効果的に届ける方法を探ります。

ポストコロナの地方通訳者の働き方

コロナ禍において、フリーランスの通訳者はスケジュールが一瞬にして真っ白になるという経験をしました。その後、リモート会議通訳の普及により徐々に仕事が戻ってきましたが、去年ごろから対面の案件も復活しはじめ、今年の秋はコロナ前よりも多忙な繁忙期となっています。またリモートと対面のハイブリッド型の会議も登場し、通訳者はITリテラシーも不可欠になってきました。そのような激動のポストコロナ時代に対応するために、特に地方在住のフリーランス通訳者はどのようにして仕事を開拓していくのか、どのようなスキルが必要か、ネットワークの広げ方など、個人的な経験を元に提案します。

One J-E Translator's Jamais Vu Experiences in Translation

Confronting Japanese as a learner and especially as a translator has continually compelled me to come to terms with the grammar not only of Japanese, but of my native English also. This has sometimes given me "reverse déjà vu" experiences where a many-times seen aspect of either language suddenly seems unfamiliar, never seen (jamais vu). My talk will take a comparative look at some...

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